『ミュージカル黒執事〜Tango on the campania〜』を観たよ
どうもこんにちは、タオルケット→毛布→布団の順じゃなくて、毛布→タオルケット→布団の順だととっても温かく寝られることを知って幸せな女子大学生です。
少し前!!!!1月10日マチネと14日マチネに!!!!ずっとずっとず〜〜っと楽しみにしていたミュージカル黒執事、通称生執事を観劇してきました🙏😭は〜〜もう最高、ありがたみしかない。一時期Twitterで、リアルな方のアカウントでも生執事のことしか呟かなくて多分友人たちに引かれる勢いで感無量でした。(感謝感激雨嵐)
今カンパニーのみなさまは愛知公演真っ最中ですね。どうか大千秋楽まで誰1人欠けることなく航海して下さいっ!!
ということで、今回はその感想を書いていきたいと思います。(ネタバレを含みますのでお気をつけ下さい。また、あやふやになっているところ、演出が変わっている部分もあると思いますのでご了承ください)
一番最初は、アバハンが1階通路側からの登場で、カンパニア号に乗船するに至ったワケを、会場を盛り上げながら説明してくれます。アバハンが出てきたときの安定感ったらないですよね。シリアスな場面の多かった今回の作品の中でも、ふっと笑えます。
そして、シエルとセバスも1階通路側からの登場。内川蓮生くんのシエルが本当に大好きなのですが、蓮生くん、今回のシエル役が最後かなぁとか頭によぎり泣きそうになりました。
リジー役の岡崎百々子ちゃんもね、本当にリジーそのもので、声も可愛らしくて歌も上手くて、きゅんきゅんでした。
みかてぃのロナルドはめちゃくちゃチャラかった。良い味出してた。
和泉さんの葬儀屋も、流石の安心感がありました。葬儀屋カッコよかった…。
植原さんのグレルは、登場シーンで、あ〜っ!!来た!!グレルが来た!!って感じで嬉しかったです。
リコリスでも、サーカス編でも、その時重要なキャラクターが1人で約10分間の回想を歌い上げるシーンがあって、今回はもちろんリジーだったのですが(今回も10分だったかは分からないけれど)リジーの回想が、本当に切なくて健気で、胸にくるものがありました。リジーは強くても可愛いし、誰もそんなリジーを嫌ったりしないよと言いたい。
セバスのシネマティックレコードのシーンの、シエルとの出会いから叙勲式までの流れが最高すぎて語彙を無くした。
今回はオープニングでの契約シーンは無く、ここの回想で契約シーンが出てきます。最高。
本物の伯爵になるため、完璧な執事になるため、お互いに特訓を重ねるシーンは、セバスとシエル交互に歌って、もう1人の分はプロジェクターに影を写すという感じ。一回目に観劇した時よりも、東京千秋楽日の方が、シエルの歌が上手くなっていたことに蓮生くんの毎日の努力を感じました。
そして!!私の大好きな!!!叙勲式のシーン!!!
光に背を向け、普通の幸せを望まず、明るい道など歩まず、歩調を緩めずどこまでも気高く堕ちていく坊ちゃんの美しさと愚かさ、涙が出てきます。
「僕に勝利を!」
と言い真っ直ぐ前を見ているシエルと、シエルの手の甲(指輪だったかも)にキスを落とすセバスの構図が綺麗すぎてこの世のものじゃないかと思った。美しいものを摂取しすぎて目がおかしくなるかと思った。
低くて荒っぽい、怠そうなセバスの声のトーンも、叙勲式ではちゃんと執事なのでいつもの声の高さに戻っています。
そして、シエルが去った後のセバスのソロがも〜、魂食べたい感が出まくっています。貴方の魂は美味だろうって言ってるしね。
古川さんの高音、大好きです。
あくまで(笑)私が感じたことですが、松下優也さんのセバスは人間味があるというか、シエルが成長するのを楽しみにしているような母性がある悪魔だと思っていて、
それに対して古川雄大さん演じるセバスは、「コイツの魂美味しそうだなぁ、食べられる時まではず〜っとお側におりますよ、契約なんでね」みたいなスタンスの、「ザ・悪魔」。物語の結末がどうなろうが美味しく熟すならそれでいい、みたいなね。
生執事は続いていくと思うけれど、 古川さんのセバス、そろそろ交代なのではないだろうかと思いながら、目に焼き付けました。DVDも買いますが、舞台はナマモノですから、生で観れて本当に幸せでした🙏
内川蓮生くんと、帝劇の舞台も踏まれている古川雄大さん。この2人をキャスティングした人神だな…。蓮生くんのことは今激推し中です。かわいすぎる……。
そんなこんなで長くなりましたが、興味を持たれた方は、地方公演真っ最中ですので足を運んでみてください。ライビュもあります。
(私は一体誰の立場でものを言っているんだろうか)
明日も美しいものを見られますよーに!みなさんもね!
ちゃんちゃん。