まわりまわる

迷える社会人のたわごと。日常と好きなもの。耽美が良い。

雪、やばい、寒い

 みなさん人間的な生活してますか??

 (雪すごいよ!)

1人暮らしの時って、人の気配を全く感じないから朝目覚ましが鳴ってもお昼過ぎまで全然寝れるけど、地元に帰るとそうはいかないです。

(ねぇ、こっち寒すぎる。)

朝はまず犬が起き出してバタバタして、それからマミーが起き出してバタバタして、気配満載で自然に私も朝早く起きることになるのです。

( 雪やばい。寒いっ。外に出たくない。暖かい部屋でみかんを食べていたい)

 

 

 導入部分と私の心の中の声が混ざってしまったところで、どうもこんにちは、冬が大嫌いな女子大学生です。

 

 

 地元に帰ってきているのですが、超爆弾低気圧の影響で、前日の夜に水道を止めて水を抜いたのにも関わらず、水道管が凍り水が出ません。困ったもんだよ!!

 

 

 「北海道民や東北の人は、寒いのに慣れている」って嘘だから。寒いの好きじゃないから!!あと、東北民はお酒強いってのも嘘です。お酒の強さなんて人それぞれだからな!?

 

 

 不用な外出はせず、家の中に居たいと思うので、図書館から借りてきた本を読む以外は、多分寝正月になることでしょう。

 帰省すると、ごはんを毎回満腹まで食べるのと、ダラダラ過ごすので、太ること待ったなし!です。

 

 

  マミーは焦りながら年賀状を書いています。

  愛犬は私のベッドの上で丸くなって、時々いびきをかきながら寝ています。

 亀もほぼ冬眠しています。

 私は何しよっかな〜。

 

 

 

 早く雪が止みますよーに!みなさんが居る場所も、天気が良くなりますよーに!

 

 

                                    ちゃんちゃん。

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

くりすますます

 どうもこんにちは、私の枕元にはプレゼントは無かったです。サンタさんは来ませんでした。まぁ知ってたけど。みなさんのところには来ました??って一応聞いてみる女子大学生です。

 

 

 私は幼稚園生の時、毎週何曜日かに数珠を持ってホールに集まり、正座で園長先生の説法やお釈迦さまの話を聞かされてた記憶があり完っっっ全にキリスト教ではないので、クリスマスは正直何も関係ないのですが、幼少期からの刷り込みで、3㎜くらいうきうきしちゃいます。あの頃、サンタさんは本当に存在していた…。

 

 

 クリスマス!!イヴ!!

 日常と何も変わらず意識さえしていないひと、友達とパーティするひと、パーティしないけど友達と遊ぶひと、

日曜日でクリスマスだけど頑張ってバイトしていたり働いているひと、

恋人と一緒に楽しい時間を過ごすひと、恋人が居るけど一緒に過ごさないひと、

家族と過ごすひと、1人でごはんを食べるひと、

ちょっと贅沢してケーキとかローストチキンとか食べるひと、カップ麺でいーやって思ってるひと、、、

 

 

 結局、どんな特別な日だって日常の延長です。

 

 

 でも、だからこそ、今日独りで居るひとが、寂しくありませんように。

 

 

 恋人と過ごすことだけがクリぼっち回避というなら、私は安定のぼっちだけど、今日から地元へ帰るので、マミーと一緒です。わ〜い!!愛犬にも愛亀にも会える〜🙌

 

 

 あ、新幹線が仙台へ着いた。

 仙台って、東北の都会だよなぁ。

 車窓から、ビルとか、車とか、キラキラのイルミネーションとか、沢山のひとが見えます。

 みんな、これから何するのかな。みんな楽しいといいな。

 

 あ、仙台から出発しました。

 次は〜〜古川〜〜古川〜〜。

 

 

 

 家帰ったらお酒飲むぞー!

 

 

 

 

  明日は今日よりいい日になるといいな。みなさんにとってもね!

 

 

 

 

 

    ちゃんちゃん!ハッピーメリークリスマス!

 

 

 

いつのまにか師走。

 どうもこんにちは。突然ですが、お徳用インスタントのお味噌汁って具と味噌が別れていて、2つで1つものがあるじゃないですか。その具だけがどこかいっちゃったけど、もう味噌だけでいいやって、まんま文字通り味噌汁を飲んじゃう系女子大学生です。

 味噌汁って良いよね!飲むと落ち着きますよね!

 

 

 前回のブログから大分時間が経って、いつの間にかもう12月で、あともうちょいで2017も終わってしまう!!!おっそろし〜〜〜!!!時間の流れ、ちょっと落ち着いてゆっくりしていって欲しいな!!!?!お茶でも出そうか???!!?

 

 

 

 ここ最近、(最近と言わずいつもだけど)荒みきった心を抱えながら生活していました。そんなとき鬼リピしていたのはamazarashiの曲でした。最初聴いたときは何も感じなかったのに、別のアーティストの曲を聴いていて、ふとamazarashiの曲に差し掛かかり、改めて聴いたら、すごいよかった…。私にとって、ほんとに名曲ばかりでした、秋田さんは心の友!

 

 

 

  待ってくれない時間の中、日々、やりきれない事や、自分の手に負えない、もーどーしよーもない事がありますよね。モヤモヤしたり、折り合いが付けられなかったり、悔しかったり悲しかったり不甲斐なかったりする。

 そういう時って、ついついぼーっとして、まじで死んだ魚の目になっちゃうこともあると思うし、私もきっとなっていると思うし、早く寝ようと思っても結局、真夜中、布団の中でグルグルグルグル考えちゃって逆に頭が冴えてきて負のサイクルに陥ることがあるけど、大丈夫!生気のない目でも良いよ。次の日楽しい事すればいいよ。

 

 何かに全力を尽くしていたり、何かに挑んでいたり戦っている方々!!どぅーゆあべすと!!どぅーまいべすと!!陰ながら応援しています。

 でも今詰め過ぎない程度にね。

 

 

 

 

  終わりに。全く関係ない話なんだけど、ポケ森のキャンプ場、自分の趣味丸出しで作るの楽しすぎますね。

私のテーマは「サナトリウムは表の顔で、裏では極秘裏に毎晩儀式が執り行われているテント」です。自分で書いてて意味わからんな!笑

 

 寒いしお腹空いたしやならきゃいけないこと沢山あるけど、明日、今日よりいいことありますよーに。

みなさんにもね!

 

 

 

 

                                    ちゃんちゃん。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

老いをかんじる

  どうもこんにちは、まだギリ21歳のはずなのに、寝ても朝疲れが抜けない女子大生です。心は若くても、体だけが年老いていく……。悲しいね!!

 

 なんだか脳も疲れてパニクっていて、人生で初めて下りのエスカレーターを逆走しちゃったり、使える切符を改札で取り忘れちゃったり、ヤバい人だよね!泣ける!!

 

  

 ブログを書かない約1週間の間に、色んな事がありました。

 

 

 大きなことと言えば、人生で最後の学園祭が終わったこと。こうやって、学生生活の色んな事が終わっていくけど、同時に、後輩たちに受け継がれていくことでもあり、物事は繋がって、巡っていくのだと思いました。サークル・オブ・ライフ。(違うか)

 何はともあれ、自分の情けなさを反省しちゃうくらい後輩たちが本当に頼もしかった。

  学園祭には先輩方も遊びに来てくれて、話せた時間は少なくとも、会えて嬉しかったです。

 

 とっても嬉しいこともあった。

 流されがちになってしまっていたけど、そのおかげでスッと戻った。

 

 

 

 この頃、なんか勝手に切羽詰まっていたのかもしれない。私は基本的に心が荒んでいない時の方が少ないのだけど、諸々の事で心が乱れていた。そのついでに部屋と言葉と食生活も乱れていた。

 自分が変わらないと何も起きないと思って、無理やり自分のことをこじ開けようとしてたけど、そんなにすぐ変われるわけも無いから、ちょっとずーつ意識を変えていくだけでいいやと思ったし、やりたいことはちゃんとやろうと思いました。

 

 

 過ぎていく毎日。出会えて良かったーーー!!!と思える人たちの中で過ごす時間は心地よいものです。社会人になったら仕事が大変なんだろうなぁって思うと、今が1番幸せな時期なのかもしれないって思っちゃう。

 でも、そうだったら悲しいですよね。

 卒業したって、楽しい幸せーーー!!!って思いたいです。考え方とか、気持ちとか、ちょっとずつ変えていこう。

 

 

 大好きな先輩のEさんに、私は「ウサギの皮を被った、めっちゃ早い馬」っていう形容を頂きました。自分のことを理解するのって難しくて、自分ではあまり分からないけど、明るいときも暗いときも、疾走感があるらしい。何か面白い。

 疾走感、大事にしてこ。

 

  さ、今日はお風呂に浸かって早めに布団に入って漫画読もうっと。

 

  

 あしたいいことありますよーに。みなさんにもね。

 

 

 

                                 ちゃんちゃん。

皆川博子『アルモニカ・ディアボリカ』耽美と悲壮感を堪能できる、美しい1冊

 どうもこんにちは、ベッドの中でスマホをいじっている時間が至福な女子大生です。布団は正義。
 何に対してもやる気が出ない、うまくいかない時ってありますよね。今がそれで、色んなものにちょっとだけ距離を置こうって思います。だから、日常のダイヤリー的ブログは置いといて。今回も読書感想文いきます。

 

 

 

  さて今回は、

 

f:id:yfumimoko:20171031225630j:image皆川博子先生の『アルモニカ・ディアボリカ』!!前回、『開かせていただき光栄です』について書いたので、アルモニカも書くぞ〜!!(でも、結構な前半部分で衝撃の事実に打ちのめされるので、まだ読まれていない方は開かせて〜の余韻に十分浸っから今作を読んだ方が良いですよ!!)

 

 見てくださいこの青い表紙の美しいこと!!表紙から耽美が漂っていますよね。

 

 ーーー18世紀英国。愛弟子エドらを失った解剖医ダニエルが失意の日々を送る一方、暇になった弟子のアルたちは盲目の判事の要請で犯罪防止のための新聞を作っていた。ある日、身元不明の屍体の情報を求める広告依頼が舞い込む。屍体の胸には〈ベツレヘムの子よ、よみがえれ!アルモニカ・ディアボリカ〉と謎の暗号が。それは、彼らを過去へと繋ぐ恐るべき事件の幕開けだったーーー文庫本表紙裏より。

 

 はぁ、もう導入部分で悲壮感と共に美しい匂いがぷんぷんする。好き。

 

 

 「アルモニカ」は、天使の、という意味なのですが、「アルモニカ・ディアボリカ」とは、そのあまりの背徳的で美しい音色を奏でるために神がお怒りになった、悪魔を呼び出すとまでいわれる楽器のことです。

  

 前作から時が経ち、悲しみは癒えてはいないものの、バートンズはみんなそれなりに大人になっています。

 詩人になるのが夢だったネイサンも現実に飲まれ、今は銀行員として働いています。

 ロンドンで仕事にありつけるだけで感謝しないと、と思いながら、自分の興味のない仕事に人生を費やしていることに悩んでいるネイサンは、うじうじしていて人間っぽくて、自分と重なる部分があって好きです。

「好きなことをしてお金を稼ぐことは、人生最大の贅沢。〜〜〜1人で過ごす夜、詩を書こうと思うのだけど、隣の部屋の住人が騒々しくて……というのは、才能の枯渇を認めたくない言い訳だ。」

なんて言ってしまっている。前作であんなに自信満々だったのに……。

 

  前作での結末の責任も感じていて、過去の事でぐるぐる悩んでいるネイサンですが、今作はアルの次くらいに活躍しています。がんばれって応援したくなっちゃいます。(回想場面ではナイジェルが主人公だが、明確な主人公は居ない)

 

 

  前作よりも人間関係が複雑で、過去と現代が入り乱れ、この物語の核となるのは天使のような屍体で、より耽美な仕上がりになっている今作。 開かせては赤で、アルモニカは青。続編だからとタカを括っていると、広がる世界の色と温度の違いように驚いてしまいますよ。

 

 

 ナイジェルの回想で、「僕は僕が望むように君を変えた。」ってセリフがあります。

 君っていうのはエドの事。ナイジェルの底知れない不気味さとか、でも特別な人への一途さが出ている、とても好きなセリフです。

 エドとナイジェルの関係がどんなものなのか、明確には分からない。(オーベロンとタイターニアではあるけどね。)エドがナイジェルのことをどう思っているのか、ナイジェルがどうしてそんなにエド固執するのかも、推し量ることは出来るけど、書かれていない。

 でも皆川先生が書かれなかったその余白の中に、2人だけの大切な想いや時間があって、2人にしか分からない色々があったんですよね。

 

 ナイジェルの回想で出てくる施設のメンバーとの会話はちょっとだけほっこり。あの人たちはナイジェルの家族のようなもので、主に、あの幼い頃のナイジェルの傍にディーフェンベイカーさんが居てくれて良かったなと思いました。オカシイことがフツウだったナイジェルに、フツウの世界をちょっとだけ垣間見せて教えてくれた人かなと。

 

 

 今作のキーワードである「アルモニカ・ディアボリカ」も、「ベツレヘム」も、ほんっとにもう背徳的です。つくづく思うのだけど、美しさと残酷さって紙一重ですよね。それらが放つ妖しい空気に魅了されてしまいます。

  皆川先生の頭の中ってどうなっているんだろう。どのようにお話を作っているのか、その過程が気になります……。

 

 

 切なく悲しい結末だけれど。
 物語は続いていく、語られないだけで。私たちが知らないだけで。(そしてほんの一部をまた、クロコダイル路地で読むことができます。ちょっとだけど、バートンズとアンが出てくるよ!)
 みんなが、特にエドが、ほんの少しでも幸せだと思える人生を送れますように。ナイジェルに会えて良かったと思っていますように、と願うばかり。

 

 

 

 

 ここまで読んでくださった方は、ありがとうございました。

 良い本との出会いがありますよーに。みなさんもね。

 

                                       ちゃんちゃん。

 

 

 

 

 

 

皆川博子『開かせていただき光栄です』が大好きだ。

 どうもこんにちは、同志な先輩Eさんが、ブログで好きなものの感想とか読みたいな!と言って下さったので、そういうのも書いていこうと思った女子大生です。

 好きな歌とか漫画の引用にはチラッと触れた回はあったのですが、ガッツリいきます。

 

 

 

  さて今回は、幻想歴史ミステリの女王さま!(私見)皆川博子先生の『開かせていただき光栄です』です。大好きです。

 

 

ーーー18世紀ロンドン。外科医ダニエルの解剖教室からあるはずのない死体が発見された。四肢を切断された少年と顔をつぶされた男。戸惑うダニエルと弟子たちに、治安判事は捜査協力を要請する。だが背後には詩人志望の少年の辿った恐るべき運命が……解剖学が最先端であり、偏見にも晒された時代。そんな時代の落とし子たちが可笑しくも哀しい不可能犯罪に挑む、本格ミステリ大賞受賞作ーーー

 

 

  タイトルの「開かせていただき光栄です」は、「お目にかかれて光栄です」のdelighted to meet youを、dilated to meet youに言い換えたものです。皆川先生のそういうお洒落な遊び心も素敵です。

 

  個性豊かなキャラクターたちに加え、18世紀ロンドンの薄暗くて容赦の無い緻密な描写、重いお話の中でもクスッと笑える所やバートンズたちの軽妙な会話、重要な意味を持つ部分が至る所に散りばめられているところ、キャラクターたちのそれぞれの思い、そして最後まで気を抜けないところが魅力です。つまり全部魅力です。

  膨大な情報の中での、重厚で美しい文章にうっとり。本当に洗練されています。そして、皆川先生が書くキャラクターたちは、本当にその作品の中で「生きている」と感じられるんですよね。最高です。

 

  ダニエルの一番弟子である容姿端麗なエドと、天才素描画家であるナイジェルの関係にも注目です。正反対のように見えて、実のところ、、、みたいな感じ。余白のある書き方をしていて、2人について、読者の想像に任せているところも良いです。はぁ、エド……。

 判事の姪で助手であるアンの、サバサバしていて正義感に溢れているのに、ちょっと世間知らずな所や、甘い部分(隙があるという意味 )がある所も好きでした。

 そして、佳嶋さんの描いた絵と、赤のカラーの表紙がとっても綺麗!!本屋で何も知らず見かけても、私なら即ジャケ買いします。続編の『アルモニカ・ディアボリカ』はカラーが青なので、2つ横に並べてみてもすごく良い。エドの色が赤で、ナイジェルの色が青。ってことでいいのかな。

 

  ダニエル先生の弟子たち、バートンズが解剖をする際に口ずさむ、AからZまでの解剖ソングというものがあるのですが、

 

Yはyou all(あなたがたすべてに)、深い愛を捧げる

Zはzanies(道化役者)、これにて退場

 

 このYとZのたった二節に、この物語の全てが集約されていると感じました。

 

 悪とか正義の定義は、人それぞれ違います。
 根底にある、自分じゃどうにも変えられない理不尽に対する復讐心と、大切な人を想う気持ちと、色んな人の思惑ががぐちゃぐちゃに混ざって起きた犯罪。

 でも、愛が詰まった事件であったとも思うのです。

 

 私が好きなシーンは、

エドがダニエル先生に、「ナイジェルが右手を負傷し、素描画が描けなくなったとします。先生は彼を見捨てますか?」と問う場面。先生は考え込んで、そうして「わからん」と答えます。

「あるべき答はわかっている。どういう状態になろうと、大切だ。そう答えれば、世間は満足するだろう。だが、私はそういう事態になってみなければ、自分の気持ちがどう動くか、わからん」

「僕が頭に傷を負い、思考能力がなくなっ場合も同様ですね」

そう言って、エドは大人びた顔で笑うのです。

 

  ダニエル先生は、この時に「わからない」と答えてしまったことを後悔するのだけれど、テキトーに答えてしまったら聡いエドは敏感に感じ取っていたと思うし、分からないことは分からないと言えるダニエル先生は誠実な人だなと思います。そう答えて良かったんだと思います。 そう答えてしまうダニエル先生を、バートンズのみんなは大好きなんです。

 物事の全て、結局、起こってみなければ、その時の感情なんて分からないものですものね。

 

 私はよく、条件反射みたいに、相手を喜ばせたいが為に、その場その場で求められているであろう言葉を答えてしまうことがあります。でもそれって、自分に対しても、相手に対しても不誠実なことですよね。表面だけの言葉なんて、風が吹いたら飛んでしまうくらい軽くて薄い。常に、ちゃんと自分から出た言葉を言えるような強さを持ちたい。ダニエル先生みたいに、わからないことはわからないって言いたい。 

 

 

 この物語は、みんなの今後の幸せを願わずにはいられない、とても切ない終わり方をします。ですが、悲しみの中にほんのりとした温かさもあり、そして、きっぱりとした、潔良い格好さもある。

 

  みなさんも興味がありましたら是非、物語の成り行きと終わりを、そこで生きている人物たちの想いを、見届けてあげてください。

 

 

 

 ちなみに。

 私は、「美」を最上のものとする、耽美という概念に半ば取り憑かれており、倫理観とか道徳を無視してでも美しい世界を見たくて、幻想文学に興味が湧いた時期があったのですが(今でも耽美主義者として生きていきたい)たまたま「美しい 小説 ミステリ 」のようなワードで検索していてヒットしたのがこの作品だったと記憶しています。

 幻想ミステリ好きならこの読み順分かると思うけど、服部まゆみ『この闇と光』『1888切り裂きジャック』→パトリック・レイモンド『霊応ゲーム』→皆川博子『開かせていただき光栄です』『アルモニカ・ディアボリカ』でそのまま皆川先生の歴史系幻想文学にドボンという感じです。
 勿論服部先生も大好きです(また今度『1888切り裂きジャック』の感想も書きたいと思っています)が、皆川先生の書く、重厚で残酷で美しい文章を愛してます。

 もうね、「皆川博子」って名前を見ると、愛が溢れて止まりません。皆川先生の書かれる本に期待しかしていません。

 

 みなさんも皆川博子という底なしの深淵に落ちていけばいいさ……。 

 

 ここまで読んでくださった方は、ありがとうございました。

 

 良い本との出会いがありますよーに。みなさんもね。

 

 

                                      ちゃんちゃん。

 

 

 

 

 

昨日と今日とずっと先

 どうもこんにちは、悲しいと楽しいは表裏一体だとひしひしと感じている女子大生です。流れていく一瞬一瞬を大切に生きていきたいですね。ウーパールーパー飼いたい。

 

 

  昨日、大学の先輩であるEさんがお泊りに来ました。

 夜中に友達と合流して、友達のバイト先のお店に行ってお買い物したり、アパートの前の駐車場で、暗い車の中で何時間も語り合ったり、Eさんとは、部屋でも布団に入っても、泣いたり笑ったりこの世の生き辛さについて喋ったりして、こういうことって今しか出来ないのかもなって思い、すごく愛おしい時間でした。

 

 

  Eさんは先輩だけど、勝手に同志だと思っています。育った環境は違うし別々の人生を歩んで来たのに、感じる息苦しさは共有できるし、似ています。漠然とした、納得できない事柄や環境に対する向き合い方とか、拗らせ具合とか。私達の闇は深いしドス黒いです。悩みは尽きない。エンドレス!!

 今日ばいばいする時寂しかったです。

 

 

  私は友達も多いわけでは無いし、今更作ろうとも思わないけど、大学で出会った6.5割くらいのひとがとっても素敵な方たちで、この方たちとの関係は、ずっと大切にしていきたいです。みんなに出会えて良かったよ!出会うべくして出会ったんだね!ありがとね。

 

 

 私が今まで色んな道を選んできた上で、同じ日本で、同じ時代で、ピンポイントに出会えたことに感謝しています。神さま、やるじゃん!良い仕事したね👍という気持ちです。

 

 

  私は自分が一生同じ場所にいるとは思わないし、半年後に始める仕事を10年後もしているかと聞かれたらそんなの分からないし、そういう意味で、将来の可能性は無限大だと思っているのですが、例え何をしていても、みんなと会う時には笑顔で堂々と会いたいし、みんなにも笑っていて欲しいなと思います。

  その都度迷いはあるけど、その時々で最善を考えきたんだ!自分の人生猪突猛進したい。お互い、豊かで実りある生活を送っていきたいです。💪

 

 

  今はまだ、がんばれます。

  

 

 でも、、

 楽しかった反動で、体にキテいる。温かくして、今日は早く寝よう……。

 

 

 

  天気がコロコロ変わって、気温の変動も激しい上に季節の変わり目で体調を崩しやすい時期なので、みなさん自分の体を大切にしてくださいね。

 

 

 

 明日が今日より良い日になりますよーに。みなさんもね。

 

 

 

 

                                 ちゃんちゃん。